預金残高証明書を英文で作成しておくことは、渡米するための準備の一つとして良く言われることである。
六人目の男も銀行で預金残高証明書を英文で作成したが、実際には一回も要求されることはなかった。
DS-2019を取得するためのapplication formに預金金額を記入する欄があり、銀行で作成した預金残高証明書の額を記入し、appilaction formを担当者にeメールで添付ファイルとして送ったが、預金残高証明書は送っていないが、DS-2019は問題なく発行された。これは多分、UCSFからの給料であれば生活するのには問題ないという理由から、預金残高証明書などのものは要求されなかったと思われる。六人目の男は独り者なので、UCSFからの給料だけでも生活できるが、家族がいる状態であれば、預金残高証明書なども要求されたであろうと思われる。預金残高証明書に要求される額は1人が1年間で100万円と聞いているので、家族4人が2年間なら800万の預金残高額が必要とされるそうだか、大事なことはアメリカで生活できるだけのお金の保障を証明できれば良いらしい。
ビザ発行のために大阪領事館に行った時も、預金残高証明書は持参したが、面接官などには見せていない。要求されれば、提出しようと考えていたが、何も言われかった。「給料はどこから出るのか」と聞かれたので、「UCSFが払う」と言っただけであった。DS-2019にはUCSFからの2年間の給料額が記載されているので、大丈夫だったようだ。
サンフランシスコ国際空港での入管時には、「何しに来たのか」と言われたので、「UCSFで働く」と言っただけで問題なく入国出来た。
アパートの見学に行った時に、大家に預金残高証明書を見せたが、それには興味はないようで、六人目の男が受け取る給料を証明するように要求されたので、DS-2019に記載されている給料額を見せて、ボスからの手紙にもその額を書いてもらった。大家はDS-2019に記載されている給料額が2年間のものか、1年間のものかは理解していなかったかもしれないが、毎月家賃をきちんと支払っているので大丈夫だと思う。
預金残高証明書が要求されるかどうかは、ケースバイケースのようである。
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