現在、六人目の男が所属するラボでは、メンバー個人にそれぞれの研究テーマが与えられています。
研究グループはありますが、研究テーマは個人で異なりますので、ラボメンバー同士が同じ研究をするということはありません。
ボスも、メンバーが行なってる研究を把握しています。
アメリカに来る前には、研究データを盗まれないようにしないと、他のポスドクが勝手に論文にして投稿することもあるなどの話を聞いていましたが、今のラボではそのようなことは起こらないと思います。
もし、そのようなことが起これば、ボスが怒ると思います。
あるラボでは、同じ研究テーマを、複数のポスドクに与えて、研究を競わせるボスもいるようですが、その場合には誰が筆頭著者になるのかなどの問題が起こりますが、これはポスドクにとっては死活問題でしょう。筆頭著者になれたポスドクはハッピーですが、なれなかったポスドクは地獄だと思います。
六人目の男が所属するラボでは、このようなことは起こりませんが、研究テーマに対する結果は担当しているポスドク1人の能力次第ですので、データが出るかどうかはポスドクの責任です。
ポスドクの研究者としての能力があるものは論文が出せるシステムで、全ては自分の働き次第ですので、六人目の男は無知に鞭を打って働いています。
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