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2012年3月12日月曜日

2012夏時間始まる

NHK WORLDでは、日本時間の11日の午後2時から、震災の特集の番組を放送しておりました。

 そして、午後2時46分の数秒前に、カメラが追悼式会場に移り、黙祷、の時間でした。

 私も、アメリカからですが、黙祷しました。

 サンフランシスコでも追悼の催しが、いろいろありました。

 アメリカでは、11日から、夏時間となり、1時間、時間が進みました。

 11日は、1日が23時間ということです。

 今日は、スムーズに、夏時間に入っていけたと思いますが、明日からは、どうでしょうかね。

2011年8月29日月曜日

知られざる書簡

 ラボから帰宅し、昼飯を食べた後に、Little League World Seriesの結果をネットで確認しようと波乗りをしていると、テレビの放送時間が変更になったという情報がありましたので、早速、テレビをつけると、日本対カリフォルニアの試合をやっていました。

 テレビをつけた時には、カリフォルニアの選手がホームランを打った瞬間でした。

 試合は、投手戦のようそうで1-1から両チームとも得点が入りませんでした。

 特に、カリフォルニアのピッチャーは凄い投手で、5回までに日本から9個の三振を奪っていました。

 試合は、6回の裏に、ツーアウト満塁から、カリフォルニアがサヨナラヒットを放ち、2-1でカリフォルニアが勝ちました。

 日本チームも2年連続でファイナル進出していますので、世界トップレベルです。

 話は変わりますが、核戦争防止国際医師会議 (IPPNW)が、8月23日に日本のPrime Minister宛てに書簡を出しましたね。

 この書簡、ネットでしか日本の情報を知ることが出来ない六人目の男ですが、日本のメディアでどれくらいの扱いだったのでしょうか?

 六人目の男は、日本のメディアからではなく、個人のブログからこのことを知りました。

 IPPNWは、年間の被爆量は1ミリシーベルト以下にするべきだと言っています。

 興味のある方は、以下の日本語翻訳された書簡を読んでみて下さい。
 http://www.tup-bulletin.org/modules/contents/index.php?content_id=956

 この書簡は今の日本政府を批判していますが、日本のメディアは、海外から日本へ注がれている意見や姿勢をどれほど報道しているのでしょうか?

 日本に一時帰国した時に、大学院時代の人達と会って、日本は報道規制がされていると海外から非難されているがと言うと、「えっ、そうなの?」という人もいれば、「はやりそうだったか」という人もいました。

 日本政府を非難する書簡が届きましたが、明日には、新しいPrime Ministerが選出される予定ですね。

 新しいPrime Ministerは、日本国民に何をしてくれるのでしょうかね。

 衆議院の解散をすればと思いますがね。

2011年8月20日土曜日

低空飛行

 1ドルがついに75円台に突入だそうで、すごい時代を生きているものです。

 これからどうなるのでしょうかね。

 仕事は相変わらず、低空飛行です。

 今日は、めずらしく頭を捻って、実験について考えました。

 アプローチを変えてみようと思い、新たに実験を開始しました。

 明日の実験結果を見て、次の一手を進めるか、撤退するかを判断するつもりです。

 

2011年6月15日水曜日

研究者としての姿勢

 アメリカで開催されているゴールドカップのグループリーグの試合が全て終了しました。

 アメリカは何とか、グループを通過したという感じでしょうかね。

 ワールドカップでベスト16の国ですが、カウンターが持ち味のチームですので、格下相手だと試合がやりにくいのでしょうか。

 試合を観ていて思うのは、デンプシー選手にボールが渡るとスピードが落ちるということです。

 ボールを持てるので、持つのでしょうが、パスが上手いわけでもないので、とりあえずボールが来たら、キープするが、ワンテンポ待ってから、味方にボールを出しますので、攻撃のスピードはそこで遅くなりますので、相手にとっては守備を整える時間が出来ます。

 デンプシー選手の良いところは、身体を張ったプレーだと思いますし、ゴール前での粘りだと思います。

 今日の試合の最後は、アルティドール選手が交代でいなくなったので、トップ下ではなく、センターフォワードとしてプレーしていましたが、そこが良いと監督も感じているのでしょうかね。

 メキシコ代表はぶっちぎりで予選を通過しましたが、北中米でメキシコ代表と勝負出来るのはアメリカ代表しかいないと思いますので、この両チームの試合を観てみたいと思っています。

 昨日、YouTubeで「なぜ警告を続けるのか~京大原子炉実験所・"異端"の研究者たち」を見ました。

 いろいろと考えさせられる内容でした。

 興味のある方は、御覧下さい。

2011年5月23日月曜日

合わせ鏡

三権の長である参議院議長ですが、民主党出身なのに、公然と総理を批判されています。

 三権の長である参議院議長があれほど、現在の総理に対して、退陣しろと言い、無能まで言っているようですが、現在の総理では日本がダメになるという危機をお持ちなのだと思います。

 六人目の男は、議長の発言はまっとうな意見だと思います。

 前にも書きましたが、結婚した友人にも会いました。

 奥さんは、やさしそうな人でした。

 類は友を呼ぶ、または合わせ鏡と言いますか、きちんとした人には、相応しいきちんとした人が選ばれるものだなと思いました。

 結婚式は、親族だけでハワイでするそうですが、もし六人目の男が呼ばれたら行ってみたいと思いました。

2011年4月30日土曜日

危機は、そこかな?

あるモノは、役員報酬は50%カットと発表し、担当大臣から生ぬるいと非難されても、役員報酬50%カットは大変厳しいものだと、つぶやいているようです。

 役員報酬はゼロで、個人資産全てを提供するくらいの考えもないのか、と思う人もいると思います。

 取締役員は、平社員とは違い、賠償責任で訴えられることもある責任ある立場だと考えますが、内部と外部の立場では、考えの乖離が大きいのでしょうかね。

 自分達の立場を守るために、役員報酬は50%カットで、原子力損害賠償法で、賠償責任は国に肩代わりしてもらおうと考えているようですが、国民は納得するのでしょうか。

 平時では、トップの能力は解り難いですが、危機的状況では、トップの能力がわかりやすいものだと、今回の出来事で思いました。

 自分の番が来るまで、頭を出さず、手も上げずに、ひたすら耐えて、運よく、対して能力もないのに、己の器の大きさを認識していないものが、トップになると悲惨なことになるということです。

 どういう制度であれば、どうすれば優れたリーダーが誕生するのか、考える良い機会と捉えたと思いますね。

 優れたリーダーが出てこないことが、一番の危機かなと思います。

2011年4月22日金曜日

当分、続く?

また、円高、いや、まだ、円高、当分、円高が続くのでしょうか。

 1週間前は、1ドル85円までいきましたが、また、1ドル81円に振り戻されましたね。
 
 アメリカの失業保険申請者数が、回復していないというのが理由のようですが、そうなのでしょうか。

 震災後、円高になるが、その後は円安になると予想した専門家がいましたが、そうなりませんね。多分。

 日本政府は、復興支援の予算を発表しました。

 復興特需が来るだろうと予想されますので、日本経済状態はよくなる可能性がありますので、それを見越して、円を買う動きもあるのではと思います。

 日本から部品を入手している国にとっては、円安の方が良いと思うのですが、海外の国にとって円高の恩恵って何があるのでしょうか。

2011年4月19日火曜日

復興特需は来る?

1906年4月18日早朝に起きたサンフランシスコ地震の追悼の様子を今朝のニュースで流していました。

 そんな日に、サンフランシスコの南で、SFOの西にあるPasificaという市を震源とする地震がありました。

 マグニチュード3.4で、サンフランシスコでも揺れたようですが、六人目の男は揺れを感じませんでした。

 日本の復興支援によって一時的に、景気が良くなるかもしれないようですが、恩恵を受けるのは、土木や建築業者などでしょうかね。

 阪神大震災時には、土木や建築業者は景気が良くなったようですしね。

 家電や自動車の需要もあると思いますので、その業界の景気もよくなるかもしませんね。

 東北大学は770億円の損害だそうですが、文科省がどれくらいお金を出すのでしょうか。

 建物も新しくなり、実験装置も一新されるのではと思いますが、当分の間は、研究出来ない状態が続くのではと思われます。

 東北大学で任期付きで働いている人達にとっては、今、実験出来ないというのは痛手だと思いますが、そこら辺は、大学側が何らかの通達があるではと思いますが、どうなんでしょうかね。

2011年4月18日月曜日

副首都・日本製

今回の震災を受けて、現在の首都東京が震災やテロの影響を受けた時のために、副首都なるものを作ろうとという案があるようですね。

 六人目の男が、中学生か高校生のくらいの時に、首都を移転しようと移転先の候補都市名まで上がって、国会で審議していたことを記憶しています。

 実際に副首都を選定するなら、愛知は東海地震が予想されいますので、候補から外れそうですので、大阪か京都となるのでしょうかね。

 東京は日本の政治の中心でもあり、経済の中心でもありますので、日本の大企業の本社が集中していますね。

 今回の震災の規模の大きさを見ると、もし東京で大地震が起きた時は、経済活動に及ぼす影響の大きさが尋常でないものであることは容易に予想されますね。

 今回の震災を受けて、日本の企業はリスク管理として、東京一極集中ではなく、リスク分散のために様々な対策を行なうと予想されます。

 実際に、今回の震災の影響で部品が手に入らないので、自動車工場が停止したり、コンピューター関連の生産にも影響が起きていますので、その辺りも考慮して、部品の生産工場も日本に2箇所は離れたところに出来たりするかもしれませんね。

 日本からの部品が届かないので、アメリカでも工場が停止することが懸念されていることを見ると、日本は世界に対してモノを供給し、世界経済の重要な部分を握っているということが、改めて理解出来ますね。

2011年4月14日木曜日

春眠暁を覚えず

4月も半ばになりましたが、春の気候のためか、昼間は眠気に襲われます。

 「春眠暁を覚えず」と言ったところでしょうか。

 でも、この言葉の使い方としては、適切ではありませんね。

 震災直後は、政府を避難するような記事はありませんでしたが、震災から1週間か10日したくらいした頃から、読売新聞が政府を非難する記事を初めて書いたように記憶しています。

 それからは、読売新聞は政府の対応を非難する記事が多くなり、産経新聞も政府を非難する記事を出すようになったと思います。

 昨日の総理の記者会見で、産経新聞の記者が、総理に対して言った言葉は、ずばり核心を突くものだったと思います。

 気骨のある記者も、まだ日本にいるのだなと思いました。
 
 この記者の方の名前が、この総理とのやり取りを書いた記事に出ていましたので、ネットで調べるますと、この記者の方のブログがありましたので、最近のものを読むと、まだ、日本の事を考えている記者の人もいるのだと少し安心しました。

 日本に帰ってからは、読売新聞と産経新聞を取ってみようかと思いました。

 民主党の今回の震災の対応に不満がある人々は多いと思います。

 これまで民主党の内容を知らなかった眠っていた人達が、「春眠暁を覚えず」から目覚めて、民主党とは、どういう政党かということを認識するようになった人々も多いのではと思います。

 この方が、「春眠暁を覚えず」の使い方が適しているように思いますが、どうでしょうかね。

 民主党としては、これまで通り眠っておいてもらって、自分達がやりたいことをやろうと思っていたのでしょうが、なかなかそうはいきませんね。

2011年4月13日水曜日

人材不足の分野

震災から1ヶ月経ちましたが、復興のための法律は何本ほど出来たのでしょうか?

 ドサクサに紛れて、復興とは関係ないことに関して閣議決定するような内閣ですが、あるテレビ局によると現政権の支持率は20%以上もあるようですが、本当ですか?

 民主党のファンを中心に支持率調査でもしたのかと疑いたくなりますが。

 統一地方選挙戦の後にレベル7に上げたましたが、何故、今になってレベルを上げたのかと聞きたくなりますね。

 レベル7になり、アメリカの大使は、これで当初からアメリカが主張していた見解と一致したという内容を言っています。

 IAEAは、レベル7だかチェルノブイリとは大きく異なると言っていますが、選挙後にレベルを7にしたところは、政局優先という感じがしますね。

 今回の震災で、政治、マスコミ、企業のズブズブの関係を、国民が知るのに良い機会となった思いますが、日本が生まれ変わり、新たに出発する必要があると思いますね。

 現在の混乱などを見ていると、日本に一番足りないのは、政治家の人材だなと思ってしまいます。

 それは国会から市議会までですが。

 政治は駆け引きや黒い部分も含めて政治なのでしょうが、日本の政治を輸出しても輸入する国はあるのでしょうかね。

 世界に通用する人財の育成が叫ばれる日本ですが、日本の国会議員で世界に通用するのはどのくらいいるのでしょうか。

 それにしても、日本の有能な人材は、どの分野に行くのでしょうかね?

2011年3月31日木曜日

配信元

今日のサンフランシスコの最高気温は華氏82℃で、3月30日の最高気温の記録を更新したそうです。

 サンフランシスコ周辺の市でも、多くの市が3月30日の最高気温の記録を更新しました。

 華氏82℃は、摂氏で言うと、28℃くらいでしょうか。

 明日は、今日ほど気温は高くないようですが、それでも華氏70℃(摂氏22℃)を超えるようですが、土曜日からは、一転して気温が下がるようです。

 原発のニュースが気になり、日本の様々なサイトで情報を見ますが、最近は、タイトルだけではなく、そのニュースの配信元も見るようになりました。

 報道側も利害関係がありますので、政府擁護側と反政府側などの姿勢で、ニュースの内容が異なるためです。

 地震直後の原発対策で、テレビに登場した原発の専門家は、テレビ局側または東電側の姿勢が反映された、学者ばかりだったのではと思います。

 数年前、東電が長崎大学に寄付したお金を、東電の姿勢を察した大学側が、東電に全額返したという記事がありますが、長崎大学の姿勢は立派だと思います。

 東電からのお金を、あり難く頂戴していた大学の学者が、テレビで、「ダイジョブ、ダイジョブ」と連呼していたのかと思うと、「何で研究者しているの?」と聞きたくなりますね。

2011年3月29日火曜日

遅い支援要請

日本の家族の話で知ったのですが、エガちゃん、いわき市に物資を輸送したそうですね。

 この話は、普通のネットではニュースとして出ていないので知りませんでした。

 原発の作業員の食事は1日2食ということだそうですが、東電本社の支援は酷いものだと思います。

 食料をトラックで輸送するくらい、幹部でも出来そうなことですが、何をしているのでしょうか。

 東電はフランスに支援を要請したそうですが、状況はかなり悪いということが示唆されます。

 もっと早く、アメリカやフランスに支援を要請していれば、現在の状況は違っていたかもしれません。

 利害関係、メンツのために地震直後の判断が、現在の状況を招いたと思うのですが、もう、メンツも何もなく、支援を受け入れて、原発を何とかしてほしいと思います。

2011年3月28日月曜日

トップとボトム

「医龍3」も終わり、4月からは「PERFECT REPORT」というドラマを放送するようです。

 「医龍3」の放送が終了した後の3月の2回分の放送時間を埋めるためか、「知られざる"龍馬伝" 」というのを2回に分けて放送しています。

 10万倍を1000万倍と間違えたと訂正したりしていますが、相当余裕がない状況でデータ処理しているのか?または、あまり詳しくない人がデータ解析に関与して発表しているのでしょうか?

 あの電力会社の取締役員のどれくらいが、原子力発電所のプラントに関して理解しているのか疑問に思います。放射能の測定をやったことがある人もいるのかと言ってみたい気分です。

 経営者側が、そんな現場の作業を理解する必要はなく、利益を出すように、政策だけ考えれば良いのだという意見もあるかもしれません。

 今まで、高給を貪り食っていたのに、この非常時にはまったく役に立たない幹部を見て、なんなんだあの連中はと思う、現場の人もいるのではと思います。

 現場に行っても役に立たないので、福島の原発に幹部が行かないのかもしれませんね。 

 研究室においても、自分でやったことがなく、理解していない実験方法をポスドクに要求するボスや、ポジティブな結果しか見ないボスもいますが、一方で、どのように実験を行なって、そのデータを得たのかと、過程の説明まで要求し、全てを把握しようとするボスもいます。

 会社も研究室も、トップの能力や仕事のやり方が、末端の現場の者にどのように影響するのか興味はありますね。

 「詳しい」と言いながら、「臨界って、何だ?」という最高責任者がいるのが問題かもしれません。

2011年3月27日日曜日

あれ?変わった?

SAFEWAYによく行くのですが、キャッシャーが新しい人とベテランでは、荷物の袋詰めに差があるように思います。

 買い物袋が2つになった時には、新しいキャッシャーの人の場合は、2つの袋の重さにかなりの差が出てしまいすが、ベテランの人の場合は、2つの袋の重さが同じになるように、荷物を分けて入れてくれます。

 政府のスポークスマンは、これまでの会見で、原発に関して「大丈夫」「安心」とは発言してないと言っています。

 あれ、そうだったかなと思います。

 最初の頃は、原発は大丈夫だと言っていたように思うのですが。

 これまでの報道の内容と、今回の発言を聞いて、言っていることが変わったぞと思う人は多いのではと思います。

 現在のスポークスマンも健忘症なのかと感じる人もいるかもしれません。

 責任が自分達に降りかからないように、政府は言葉を変え始めたのかもしれません。

 ということは、原発の状態はかなり悪いと推測してしまいます。

2011年3月26日土曜日

危機管理

地震直後は、成田空港に到着する飛行機は、関西空港などへ直陸を変更しましたが、成田空港以外に大きな国際空港があるというのは、危機管理という観点からは良いことだと思います。

 東京電力の管轄での電力不足による停電ですが、日本の東西で、電力供給の周波数の違いが問題だと思います。

 東京電力、東北電力、北海道電力は50Hzで、西日本の電力は60Hzです。

 基本的に、東京電力が頼ることが出来るのは、東北電力のみということで、危機管理としてバックアップが1つしかないということです。
 
 今回の停電問題により、周波数の違いを克服するために、大きな変電所を建設するべきだという意見もあるようです。

 同じ国で、周波数が東西で異なるということを、これまで放置してきたつけが、今回出てしまったというところでしょうかね。

 危機管理におけるバックアップに対する備えについて考える良い機会だと感じます。

 義援金で、パンクしたバンクも、「どうなっているの?」と思います。

 被災地への物資援助が進まぬ現状を、途上国以下と海外のメディアに言われてしまう現在の政府では、そこまで考える余裕はないでしょうね。

2011年3月25日金曜日

日米以外は乗らないよ

原発による放射能の問題ですが、海外の国は、かなり神経質のようです。

 ヨーロッパの国は、チェルノブイリの再来のような扱いのように感じます。

 日本政府が発表する内容と、ヨーロッパ諸国が考えている問題レベルに差があるように思います。

 六人目の男が感じることは、ヨーロッパ諸国は、日本政府が発表する内容を信じていないということです。

 日本政府が正確な情報を出さないという不信感から、IAEAが乗り込んできたというところではと思います。

 ヨーロッパ諸国から成田空港に乗り入れている航空会社は、関西空港や中部国際空港に振り替えて運行しています。

 しかし、デルタは一部が運休ですが、アメリカの航空会社はこれまで通りの運行です。

 JALとANAも、これまで通り、成田空港を使用していますね。

 アメリカは、独自の専門家の分析や、専門家を日本に派遣していますので、その分析結果から、成田空港の使用は問題ないということなのでしょうね。

 日本政府に対する不信は、ヨーロッパだけではなく、アメリカや日本の人も感じていると思いますが、成田空港から撤退した航空会社に対して、不信感を持つへそ曲がりな、日本人も少なからず、存在するのではと思います。

 グローバル化したは言え、航空会社は自国民が第一ということですかね。

2011年3月17日木曜日

海外のある視点

現在、世界で一番危険な地帯は、リビアでも中東でもなく、日本の福島県の原発になっているようだと感じます。

 原発からの避難する距離は、日本は30kmで、アメリカは80kmとなっており、異なっています。

 福島県の、第1原発に、50名の作業員が導入された時の、New York Timesの記事を読むと、この50名のことを、「The Faceless 50」と書いていました。

 New York Timesの記者が、東京電力に、この50名の名前を聞いたところ、東京電力は答えることを拒否したそうです。

 東京電力が答えるのを拒んだのは推測ですが、この50名が今後、被爆者として差別される惧れがあるのと、この50名に東京電力の社員があまり含まれていないのかもしれません。

 今日のNew York Timesの記事の中で、何故?、アメリカの原子力の責任者が日本側に言ったことが採用されないのか、また、日本で報道されないのかということを、New York Timesの記者が書いていました。

 それは、日本の政府とメディアの記者クラブの結びつきが強く、何を報道するか、また、何を報道しないのかのコントロールがされているためだとありました。

 下記はNew York Timesのサイトにある、放射性物質の拡散予測です。
http://www.nytimes.com/interactive/2011/03/16/science/plume-graphic.html?ref=science

 17日の地元の朝のニュースでは、18日の午後に到着すると言っていましたが、オバマ大統領は大丈夫だと言っています。

おい、どうなってんだ

被災地への救援物資の配送状況はあまりよろしくない状況のようです。

 こういう時は、昭和のイメージでは、地元選出の代議士が、政府や国の担当部署に、

 「おい、どうなってんだ。オレの選挙区に物資が来てないぞ。早く、持って来い。」

 と電話するイメージがあるのですが、今回の被災地の代議士を調べることにしました。

 ウィキペディアで、「衆議院議員一覧」と検索すると、選挙区一覧で代議士の名前が出てきます。

 この一覧を見ると、民主党が多いのが改めて見て取れます。

 現在、政権与党ですので当たり前ですが、六人目の男が日本に居たときは、自民党が最大数を誇ってましたので、あー、民主党が与党なのかと実感しました。

 宮城県は6つの小選挙区の中で、5つが民主党で、1つが自民党です。

 岩手県の4つの小選挙区と、福島県の5つの小選挙区は全て民主党です。

 昨日、地元のテレビを観ていると、カリフォルニア大学バークレー校の教授が、jetstreamに乗れば、放射性物質は、2、3日でアメリカの西海岸まで到達すると言っていました。

 そのためか、今日の天気予報では、太平洋のjetstreamの流れを解説するようになりました。

 以下は、ドイツの放射能物質拡散のシュミレーションです。
 http://www.spiegel.de/wissenschaft/natur/bild-750835-191816.html

 日本の西側より、アメリカ西海岸の方が、放射能物質の危険があるのがわかります。

 おい、どうなってんだ、民主党。

2011年3月16日水曜日

専門家とは?

日本時間の15日の11時の総理の会見は、NHK WORLDで生中継されましたので、その会見を観ましたが、総理の会見からは、何一つ新しい情報が無かったので、驚いた六人目の男です。

 会見の後は、直に退場しようとしましたが、記者からの質問に1つだけ答え、取り巻きを従えて、会見場を出て行きましたが、何故?会見したのか不思議でした。

 しかし、その後の情報で、福島第1原発の状態が非常に悪いということが発表されましたので、そのための前座としての会見だっかのかと思いました。

 地震直後の原発が制御不能となった時の、専門家と言われている人達の意見が、「想定外」の地震だったと言っていたのと、東京電力側でも、今回の地震の大きさは「想定外」だったようですが、専門家とは何かということを考えさせられます。

 また、自称専門家は、地震直後は、原発は安全と言っていたようですが、現在の状況を観ると、どこが安全なんだと言いたい人達はいると思います。

 専門家とは何かと、研究者崩れのポスドクは考えます。