2011年3月28日月曜日

トップとボトム

「医龍3」も終わり、4月からは「PERFECT REPORT」というドラマを放送するようです。

 「医龍3」の放送が終了した後の3月の2回分の放送時間を埋めるためか、「知られざる"龍馬伝" 」というのを2回に分けて放送しています。

 10万倍を1000万倍と間違えたと訂正したりしていますが、相当余裕がない状況でデータ処理しているのか?または、あまり詳しくない人がデータ解析に関与して発表しているのでしょうか?

 あの電力会社の取締役員のどれくらいが、原子力発電所のプラントに関して理解しているのか疑問に思います。放射能の測定をやったことがある人もいるのかと言ってみたい気分です。

 経営者側が、そんな現場の作業を理解する必要はなく、利益を出すように、政策だけ考えれば良いのだという意見もあるかもしれません。

 今まで、高給を貪り食っていたのに、この非常時にはまったく役に立たない幹部を見て、なんなんだあの連中はと思う、現場の人もいるのではと思います。

 現場に行っても役に立たないので、福島の原発に幹部が行かないのかもしれませんね。 

 研究室においても、自分でやったことがなく、理解していない実験方法をポスドクに要求するボスや、ポジティブな結果しか見ないボスもいますが、一方で、どのように実験を行なって、そのデータを得たのかと、過程の説明まで要求し、全てを把握しようとするボスもいます。

 会社も研究室も、トップの能力や仕事のやり方が、末端の現場の者にどのように影響するのか興味はありますね。

 「詳しい」と言いながら、「臨界って、何だ?」という最高責任者がいるのが問題かもしれません。

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