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2012年11月14日水曜日

コンサルティング会社

ポスドクの次なるキャリアのために、時折、UCSFの担当者から、学内での民間企業などの就職説明会の案内がEメールで連絡がありますが、9月には、一般的にポスドクが進むであろう製薬会社の説明会ではなく、コンサルティング会社の説明会がUCSFでありました。

その時は、マッキンゼーやボストンなどの有名なコンサルティング会社が数社来ました。

ネットでポスドクの就職活動などを検索すると、日本のコンサルティング会社に就職しているポスドクの方の話が出てきますが、実際はどんなものなのかなと思っていました。

今日、マッキンゼーのリクルーターが会社説明会に来るという連絡がありました。

そのEメールでは、2013年春採用のためのリクルートで、募集対象者はPh.D、大学院生、医学生、レジデント、フェローとなっていました。

アメリカではコンサルティング会社でMDが働いているとネットの記事で読んだことがありましたが、実際にコンサルティング会社がリクルートのために大学を回っているようです。

また、マッキンゼーでは世界中のマッキンゼー支社でインターンを実施しているということで、日本支社のサイトを見ると、募集対象者にPh.D.では、研究暦4年程度のものとありました。

そこは自分とマッチしていると思いましたが、コンサルティング会社で働くような人達は、斬鉄剣のような頭の切れを持った方達だと想像しますので、なまくらな切れ味の自分では無理だなと思います。






2012年7月7日土曜日

出身の背景の違い

アメリカには世界中から人が集まって来ます。

日本人には少し想像しにくいかもしれませんが、理由は、世界中の国よりも、アメリカの方が生活が豊かで、入国しやすいというのがあるようです。

日本人から見ると、特にアメリカの生活レベルが高いとは思わないとのが一般的だと思います。

アジア出身のポスドクは、アメリカで生活を続けたいと思っているのが大方のようです。

私のような日本人からすると、母国に帰った方が楽ではないのかと思ってしまいます。これは自分の立場からすると、英語は出来ないし、日本でも探せば職があるしねと、甘い考えからくるところがあります。

そういう考えで、アジア出身のポスドクも母国に帰ればいいじゃないかと思いましたが、アジアには日本を除いて、世界のトップ20に入る製薬会社って、多分ないようですので、母国に帰っても大学などの公的機関で働くしかないかもなと思いました。

それに、母国の大学で働いても、給料はアメリカのポスドクより低いかもしれませんしね。

そういう理由もあり、アメリカで職を見つけて、永住を希望するアジア出身のポスドクが多いのかもと思いました。

日本には、世界のトップ20に入る製薬会社がありますので、それは恵まれていることなのだろうとポスドクの立場からですが思いました。

2012年6月30日土曜日

論文の質

2011年のimpact factorが発表されましたね。

自分がファーストオーサーの論文のimpact factorをざっと見たところ、impact factorが上がったジャーナルもあるようですが、合計してみると、2010年より数ポイントだけ上がったようです。

株価のようで、少し一喜一憂してしまいます。

impact factorが高いジャーナルに掲載されることは嬉しいことですが、出来る範囲で一つひとつの論文の質を上げる努力も大切かなと思います。

こちらに来て、少しですが、ビッグカンパニーの研究者が、どのように論文を評価するのかということを感じることが出来たことは良かったな思います。

2012年6月23日土曜日

Moscone Center拡張へ

サンフランシスコで学会が開催される時に、会場としてMoscone Centerが使われることが多いと思いますが、学会会場としては、それほど大きくはないのではと思います。

アメリカで一番大きいコンベンションセンターは、シカゴのMcCormick Place で、二番目は、フロリダのオーランドにあるOrange County Convention Centerだそうです。

サンフランシスコの市長は、もっと学会を誘致するためなのでしょうか、Moscone Centerを拡張すると発表しましたが、完成は2018年だそうです。

上記3つの学会会場ですが、全て学会参加のために行きました。

どこも良かったかなと思います。

2012年6月19日火曜日

観察する夏

6月ですが、アメリカの学校は夏休みです。

毎年、高校生の職場体験などをUCSFが募集して行っていることもあり、今日は、職場周辺で高校生の姿を見ました。

また、ラボには数人の大学生が研究体験のためか、ラボに来ています。

ラボに来ている大学生ですが、カリフォルニア大学のバークレー校、ロサンゼルス校、デービス校の学生です。

そのような一流校の学生というだけで、凄いなと思います。

一流校の学生は、どのようなものかと、観察してみようと思います。

2012年6月12日火曜日

ソニーがセルソーター

先週からだと思いますが、ベイエリア周辺で、red flag warning が出されました。

今日の気温も高く、サンフランシスコでも朝8時で華氏65度越えでしたが、明日から、気温も下がり、水曜日かた平年並みの気温になるようです。

今日から、アップルの開発者会議がサンフランシスコで始まりましたね。

最近、マックブックに興味を持っていますので、こちらも気になります。

また、今週は、サンフランシスコのゴルフ場、オリンピッククラブでUSオープンが開催されますが、今朝は、タイガーウッズ選手の練習様子を生中継しておりました。

オリンピッククラブ周辺の駐車場は利用出来ないので、ギャラリーには公共交通機関での利用を促しています。そのため、臨時便が出るようです。

上記のことも気になりますが、今日、一番の個人的に気になるニュースは、ソニーがセルソーターを販売することです。

買収したiCyt社のセルソーティング技術とソニーのブルーレイディスク技術を利用したとのことです。

これまでは、フローサイトーメトリーとセルソーターと言えば、ベクトン・ディッキンソンとベックマン・コールーターの2社の独断上でした。

最近、参加した学会で、日本のベンチャー企業がセルソーターの紹介もしていましたが、ビッグネームのソニーが、この分野に進出してくるとは驚きです。

免疫、幹細胞の分野ではセルソーターは必須のアイテムですが、5年前に聞いた話では、その時の最新の最速の速度を持つセルソーターの機器の価格が5千万円で、カスタマイズに5千万円掛かり、一台1億円と聞きました。

今回、ソニーのセルソーターは2千万円からという事です。

他の日本の企業も、今回のソニーのように、医療・生命科学の分野に進出してくるかもしれませんね。

トップ2社との性能、価格との競争が始まると思いますが、日本の企業に期待したいと思います。

2012年6月7日木曜日

そうする

アメリカに来て、3年と2ヶ月が経ちました。

振り返れば、あっという間の時間です。

ポスドクとしての4年目の契約も1年間で、2013年3月までとなっています。

アメリカに来るときは、2年で日本に帰ると思っていましたが、1年間の契約を延長し、3年目が終われば、日本に帰るものだと、帰る当ても無いのに、そう思っていましたが、帰るところもないので、4年目に突入という感じです。

3年目が終われば、日本に帰るものだと、勝手に思っていましたので、4年目の契約延長は、気が乗らない感じだったのですが、ボスが、「3年目が終わったら、どうするのか?」と聞いて来ましたので、「わからない。日本からのオファーはない。」と答えると、「もう一年、延長するか?」と聞かれましたので、「そうする」と答えました。

そういう事で、ポスドク4年目です。

2012年5月10日木曜日

ResearchGate

最近、ResearchGateから自分のUCSFのEメールアドレスにEメールが来るのですが、気にせずにほっといております。

しかし、何故か?知らない間に、自分の名前がResearchGateにあり、示されている論文も正確で、誰がこんなことをやっているのかと思います。

ResearchGateって、何の意味があって、あのようなサイトを作り、個人の論文を載せているのでしょうかね。

私の知らないところで、勝手に行われているのですが、許可を請う連絡はなかったように思います。

Impact pointsは100以上です。

2012年4月18日水曜日

3年経っても下っ端

4月も折り返しです。

 日本では年度も新しくなり、環境が変わった人もおられますね。
 
 自分が所属しているラボでは、所属年数において、まだ、自分は下から数えた方が早い位置にいます。

 私が現在のラボに来る1年くらいの間で、ラボメンバーの出入りが大きかったようで、そのために3年経っても下っ端です。

 ポスドクは、あまり長くやるものではありませんが、足跡はしっかりと残した方が良いのかなと思っています。

2012年2月13日月曜日

豪華な弁当

昨年は、日本の学会にも参加したのですが、その時に、一番感動したことは、ランチョンセミナーで配られた弁当です。

 普段は、まともな日本料理を食べていませんので、日本に帰って、日本食を口にしたときのおいしさは何とも言えないのですが、そのランチョンセミナーでの弁当は多分、買えば2000円以上はするような豪華な弁当が学会中、毎日、無料で食べることが出来ましたので、日本ではこんなおいしい弁当を無料で提供するとは、何て良いところなんだと思いました。

 いくつもあるランチョンセミナーから、自分が聞きたい話を選んで、その話を聞いて、なおかつ弁当も食べることが出来るというこんなすばらしいシステムは、自分がアメリカで参加する学会ではありません。

 学会の年会費・参加費は払っていますが、企業が協賛しているランチョンセミナーですので、このような豪華な弁当を提供出来るのかなと思いますが、ずっと続けてほしいシステムです。

2012年2月9日木曜日

乗り合いタクシー

過ごしやすい日だと思っていると、肌寒い日だったりして、体調管理が微妙になります。

 来週は雨が降るようですが、冬が雨季のサンフランシスコにしては、今年は、雨量がかなり少ないですね。

 学会に参加するために、飛行機で移動するのが基本ですが、アパートから空港や、空港からホテルへの移動ですが、安く便利に移動したいということで、基本的にはタクシーではなく、シャトルバスを使っています。

 サンフランシスコの場合は、SuperShuttleという青いバンが街中を走っているのを見ることがあると思いますが、SuperShuttleを利用してアパートからSFOまで移動します。

 予約は、オンラインで出来ますので楽ですね。

 サンフランシスコ市内の場合は、一人片道21ドルくらいです。

 オンラインで予約すると、迎えにくる時間の24時間前から、自動音声式の電話がかかってくるようになり、迎えに来る直前にも電話がありますので、その電話があってから、外で待っておけばOKです。

 迎えに来たドライバーに、自分が搭乗する航空会社の名前を伝えると、その航空会社があるターミナルで降ろしてくれます。

 乗り合いタクシーみたいなものですので、自分以外の人も拾いながら、空港まで行くことになりますが、これまでは、3-4人の乗り合いが多く、自宅アパートからSFOへは30-40分もあれば到着すると思います。

 飛行機で学会会場がある空港に到着し、ホテルや会場までの移動ですが、タクシーやSuperShuttleのような乗り合いタクシーになると思います。

 学会のホームページを見ると、学会参加者のために、SuperShuttleのような地元の乗り合いタクシーと契約していることが殆ですので、学会のサイト経由で、その会社のサイトにアクセスしてオンラインで契約すれば、少し割引運賃で移動可能となります。

 帰る時も、ホテルや会場で拾ってもらうように、オンラインで予約して、空港まで移動します。

 急ぎの時は、学会先の空港からタクシーに飛び乗ったこともありますが、基本的には乗り合いタクシーで移動しています。

2012年1月26日木曜日

給料が2%あがる

日本では、2年間、国家公務員の給料を7%の削減の見通しということで、景気の悪い話だなと思います。

 国家公務員の給料が削減ということで、国家公務員の給料に準じている、旧国立大学の教員、法人となった研究所の研究員などの給料も2年間は、大幅に削減ということでしょうかね。景気の悪い話です。

 昨日、ポスドクの組合からEメールがあり、読んでみると、NIHは2012年に、給料を2%上げることを発表したというものでした。

 そして、カリフォルニア大学のポスドクの給料は、NIHの勧告に基づいているということで、その恩恵に与り、カリフォルニア大学のポスドクの給料が2%まで上がるということだそうです。

 こんな経済状況で、給料を上げることに舵を取った、NIHは凄いなと思いましたね。

 また、アメリカでラボを維持していくためには、研究費を取り続ける必要がありますが、大型の研究費のR01が有名だと思います。

 R01は、年間約20-50万ドルの研究費が、5年間支給されるというもので、アメリカのPIは、このR01を取ることに必死です。

 有名な話ですが、このR01に初めて採用されるPIの平均年齢は、上昇の一途で、現在の平均年齢は45歳くらいだそうで、これでは若いPIが育たないということが、言われ続けております。

 そのためか、今回のEメールのリンク先にあったNIHのサイトでは、new investigatorsのために、R01に代わりうる新しい研究費の準備があるという内容が記されておりました。

 経済状況が悪くても、将来への投資はするということかなと思っております。

2011年12月29日木曜日

たまには、研究の話でも

まったく、研究のことを書いていないこのブログですが、今日はちょっとだけ書いてみます。

 自分が出した論文が、その後、引用されているかや、その分野ではどのような研究結果が出て、自分の論文がどのように評価されているのかということが気になって、たまに、PubMedで検索します。

 大学院時代に研究した遺伝子Xの論文があるのですが、大学院時代には、自分が所属していたラボと、アメリカ東海岸のラボ、オーストラリアのラボの3つが、この遺伝子Xを研究していました。

 1年くらい前から、この遺伝子Xに対する治療や薬剤開発の論文が、ヨーロッパの3つのラボから出て来たときには、「へー、何で、ヨーロッパからこの遺伝子Xに関する論文が出るのかな」と思いました。それらのヨーロッパのラボは、これまで、その遺伝子Xに関する分野の論文はなかったので、そう思ったのですが、他のグループが論文を出して、それで目をつけて、治療標的として研究を始めたのかもしれません。

 また、春先にあった、アメリカの学会で、遺伝子Xに関するポスター発表をしている企業グループがあったので、話を聞きに行こうと思い、ポスターの前で待っていたのですが、よくある張り逃げということで、発表者は現れず、話を聞くことが出来ませんでしたが、その1ヵ月後に、その研究内容が論文として出ましたので、早速、読んでみると、その遺伝子Xを釣り上げる方法が、3年前に出した自分の論文と同じだったので、「同じジャン」と思いましたが、自分の論文は引用されていなかったので、「何だ、これは。」と思いましたが、「まあー、誰でも思いつくよな。」と思えば、そんなものかなと思いました。

 先週、この遺伝子Xに関する総説が出ていましたので、読んでみると、この遺伝子Xに関する自分の論文2本が引用されていましたので、少し気持ち良かったのですが、見ている人がいるんだなと、少し恥ずかしくもありました。

2011年12月25日日曜日

99日・お願い

49ersはシアトルで、シーホークスとの試合は、荒れて、接戦でしたが、勝ちました。

 49ersのジム・ハーバー、ヘッドコーチは、レギュラーシーズンの全ての試合で、同じ格好だと思いますが、トレーナーだけで寒くないのかなと、試合を観る度に思います。

 それが、ポリシーなのか、選手との一体感を出すために、厚手の防寒着を着ないのかは、わかりませんが、何か意図があるのかなと思います。

 日にちを数えると、現在のところ、UCSFとの契約は99日で、100日を切りました。

 渡米当初は、あと何ヶ月、あと何ヶ月と思っていましたが、気がつくと残り99日です。

 時が経つのは早いな、改めて思います。

 日本での何らかの職の話は、まったくありませんの、ここはサンタクロースにお願いしたいと思います。

2011年12月17日土曜日

逆転現象

今日、某公募情報サイト見ていると、

 教授  相当の求人数は 431件
 准教授 相当の求人数は 626件
 助教  相当の求人数は 430件

 でした。

 助教の求人数が、教授より少ないとは、そりゃー、ポスドクが職を探すのは難しいよね、と思った一日でした。

 この逆転現象は、たまたまですが、自分にジャストフィットする求人なんて、なかなかありませんね。

 こちらのラボに来てから、ウェスタンブロットのインターナルコントロール用の抗体を購入した時に、その抗体を0.5mlのチューブ数本に小分けして保存していたのですが、ついに、最後のストックの抗体になりました。

 日本に帰るのが先か、それともストックがなくなって新しい抗体を買うのが先かと思いながら、ウェスタンブロットをしています。

 これまで、何回、ウェスタンブロットをしたのかと思っています。

2011年12月13日火曜日

気持ちは帰国に

2011年も残り3週間弱となりました。

 日本への帰国などは決まっていないのですが、日本に帰る時に、荷物はどの引越し屋さんにしようかなと思い、日系の引越し屋さんのサイトを見ました。

 まあー、単身用がありますので、それで十分なのですが、アメリカに来るときは、ダンボール2箱を船便で送ってきただけなのですが、こちらに来てから、少し荷物が増えましたので、ダンボールはどのくらいになるかなと考えています。

 日本からのオファーもなければ、日本のポジションにアプライもしていないので、宙ぶらりん状態です。

 2、3ヶ月前から、Departmentの担当者からは、4月以降はどうするのかと、何度も聞かれるのですか、まだ、何も決めていないというやる気のない返事をしております。

 このままだと、ニートだなと思っています。

2011年11月28日月曜日

実験します

Kinokuniyaで注文した本は数日前に届き、既に読み終えてしまいましたので、暇だなと思っているところです。

 28日の月曜日は、カリフォルニア大学の様々なキャンパスで、the 99%の抗議活動をするようです。

 UC Davis、UCSF、UCLAの各キャンパスでは、8-17時までの予定で、平和的な活動をすると、Eメールがありました。この活動に参加を促すような連絡です。

 UC Berkeleyではこれまで活発な抗議活動を行なっていましたが、先々週くらいに、ポリスなどが抗議活動の撤去をしていましたので、今回は、UC Berkeleyの抗議活動者は、朝7時に集合して、UCSFまで来て、抗議活動をするそうです。

 UCSFでの抗議活動の場所は、ミッションベイキャンパスです。

 この活動に参加するポスドクはいるんでしょうかね。

 「自分、ポスドクですから。」

 なんで、そんな活動には、参加せず、本でも読んでいます。いや、実験します。

2011年10月28日金曜日

昇給せず

 11月1日に振り込まれる10月分の給料は、先月と同じ額ということがわかり、これまで約6ヶ月毎に昇給していたのが途絶えたようです。

 ちょっとガッカリですね。

 日本のプロ野球はドラフトが行なわれ、いろいろとドラマがありますが、指名されても、その球団には行かないということもあるのでしょうかね。

 六人目の男は、日本からの指名が来るまで待つかなと思いながら、現ラボに残留もと思っています。

 ドラフトのように指名が貰えないなら、入団テストでも受けるしかないと思い、公募情報を眺めようと思います。

 

2011年10月21日金曜日

公募にツッコミ

 JALのホームページを見ていると、11月から2月は、日本-サンフランシスコの特典航空券が30000マイルというキャンペーンをやっていることを知りました。

 このマイルならANAと合わせて2回は、マイルで日本へ就職活動が出来るなと思いながら、公募情報を眺めています。

 最近は、助教のポジションをテニュアトラックとして公募している大学が増えていますね。

 採用する大学側が要求する基準などにツッコミを入れたりしながら、公募を拝見しています。

 例えば、「テニュアトラック期間にIFが10点以上の雑誌に論文が採用されると、テニュアの助教に採用する」というものがあったのですが、それを見た時は、「既存の助教でも採用されてから、10年以上もファーストオーサーの論文ゼロがいるじゃないか」と思いました。

 また、「テニュアトラックポジションに採用されたものには、大型研究費の獲得を期待する」とあったのですが、「その大学の教員で、大型研究費を取っている人はどれくらいいるの?」と思うものありました。

 また、「英語でプレゼンテーション出来ること」とあったのですが、「おたくの大学の教員は全員、英語でプレゼン出来るのか?」とも思いました。

 しかし、テニュアトラックとして採用する教員には、かなり期待しているということもあるのかもしれませんね。

 まだ、どの公募にも応募いていませんので、どこに出そうかと考えています。
 

2011年10月11日火曜日

今日は平日

 今朝、テレビのニュースを見ていると、ニューヨーク証券取引所の株価が上がっていると、言っていたのですが、今日は、コロンバスデイなのに、アメリカ市場は休みではないのかと思いながら、ラボに出勤しました。
 
 ラボに到着して、UCSFの年間の休日の休み一覧の用紙を見ていると、UCSFはコロンバスデイは休日にはなっていませんでした。

 PNASからEメールが来ており、登録しているプロフィールをアップデートとしろというものでしたが、何故?こんなEメールが来るのかと思いながらも、データを少しだけ入力しました。

 PNASには自分の論文を投稿したことはないのですが、今のラボでは3回くらい共著としては投稿していますが、今回は単なる個人のデータ収集かなと思っています。