2011年3月6日日曜日

地方の旧国立大学

入試問題ですが、逮捕された予備校生の進学先の大学選択に、地元の旧国立大学という選択はなかったのかなと思います。

 京都大学を受験するくらいですので、地方の旧国立大学には見向きもしなかったのでしょうかね。

 地方の旧国立大学よりも、京都大学を出ていた方が、その後の進路の幅もあると思いますし、特に文系の場合は、そうでしょうね。

 理系の場合は、有名私立大学よりも、旧国立大学の修士を出ていれば、大手の企業に入りやすいと思いますが、この予備校生は文系ですので、その辺は事情が違うというのもあるのでしょう。

 親に経済的な負担を掛けたくないという考えがあるなら、自宅から通学出来る地元の旧国立大学に進学するのも、選択肢に入れることが出来なかったのかと思います。

 六人目の男は、地方の旧国立大学で、大学院も同じ大学で、それも自宅から通学していました。

 振り返ると、それが一番、経済的に負担を掛けずに、学位を取得出来た方法だったと思います。

 地方の旧国立大学出身だから、学位取得後もアカポスではなく、ポスドクなんだよとツッコマレそうですが。

 小中学校の同級生の兄は、六人目の男と分野は違いますが、地元の地方の旧国立大学・大学院で博士号まで取得し、大学院時代に研究した技術が買われて、指導教授の紹介で、年俸700万円で引き抜かれたという人もいます。

 地方の旧国立大学は縮小していくかもしれませんが、地方の基盤大学として、地元の出身者が、キャリアを作るのに利用出来るのではと思います。

 そういえば、大学院時代の指導教授も、大学はキャリアを作るところだから、と言われていたの、このブログを書いていて思い出しました。

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