最近の若者は、海外に行かない、内向きだ、と言われています。
去年、学会で知り合ったアメリカで教授職にある日本人の方と話す機会がありました。
その方は、「最近は日本からポスドクが来ない」と言われていました。
また、「学会にも日本からの参加者が、前よりは少なくなっている」とも言われていました。
ちょいと考えてみますと、アメリカで開催される学会に日本から参加する場合は、日本の研究室のPIの意志が影響しているのではと思います。
自分のところの研究員を海外の学会に参加させるかは、PIの意志の比重が大きいのではということです。
アメリカで開催される学会に日本からの参加者が減っているということは、現在のPIがそちらを向いていないということではと思います。
そんなPIの下で育った研究員が、そちらを向くようになるのかということではと思います。
「最近の若者は、海外に行かない、内向きだ」という前に、「最近のPIは、どちら向きか」を観察するのも良いのではとおもいますが、どうでしょうか。
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