2010年3月30日火曜日

合理性の追求

ご存知だと思いますけど、カリフォルニアは財政危機です。

 少し前には、カリフォルニアの公立学校の先生とそれをサポートする職員を2万人解雇するというニュースがありました。

 今日の地元のニュースでも、サンフランシスコやその周辺などで財政カットの予算案が発表されました。

 財政カットのため、警察官や消防士も解雇するそうです。

 景気が悪くなると、税収が減るために、公共サービスの質が悪くなるのはわかりますが、アメリカは徹底的に合理性を追求しているように感じます。

 日本だと、景気が悪いからという理由で、学校の教師、警察官を解雇するこということは考えられられません。

 合理性のために、公務員でも解雇するというのはアメリカでは異論がないようですが、日本で公務員を解雇しようとする制度があれば、落ち着いて業務が出来ない、そのため行政サービスが悪くなるなどという反論が出そうですね。

 ポスドクは研究費で雇われているので、その研究費が取れなければ、契約の延長がないのは当然ですが、こんな不安定な職を公務員の方が、一度、経験するのはどうですかね?

 解雇がないから、公務員を選んだと言われそうですが、就職すれば、定年まで安泰という方が非常に稀なように感じますが、どうでしょうかね?

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