最近の大学受験の動向で、日米同時受験というものがあるそうです。
アメリカの名門私立大学では、授業料+寮費+食事代を支給する奨学金が存在するために、この奨学金を獲得できる外国人の優秀な高校生が世界中からアメリカに来るそうです。
日本人でも、この奨学金を取れれば、お金を掛けずに、大学に入学し、卒業できるため、日本の大学と同時にアメリカの大学受験にも挑戦する日米同時受験というものがあり、今後はいっそう人気が出るかもしれないとのことです。
日米同時受験では、州立大学は外国人に対する授業料免除がないので、ハーバード、MIT、スタンフォードなどの名門私立大学に挑戦するそうです。
名門私立大学で学ぶことの一番のメリットは、将来、様々な業界でトップになるであろう人材とのコネクション作りではないかと思います。
日本のトップの大学に進学する高校生の1割りくらいが、アメリカのトップ大学に進学するようなことになれば、日本の様々な業界で変化が起きるのではないかと思います。
例えば、1)日本の旧国立大学は優秀な高校生を確保するために、授業料免除+給付型奨学金を与える制度を作ったり、2)民間に新卒で入社する社員にそのようなアメリカのトップの大学を卒業したものがいることが、当たり前になったり、3)海外でポスドクをした、命知らずな変わり者を研究者として採用したりすることが普通のことになるかもしれません。
3)は余計な願望かもしれませんが、現状のままで、世界の企業と競争して生き残っていけますかと、製薬業界に小さい声でいいたいです。
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