アメリカに上陸して、1年と5ヶ月が過ぎました。
六人目の男は、ポスドクですので、研究することが仕事です。
アメリカでの研究ですが、最初の1ヶ月は生活の準備や手続きなどで、研究なんて出来ませんでしたので、こちらででの研究期間は1年4ヶ月くらいです。
その期間での成果ですが、まあまあかなと思うくらいの結果は出ていると思います。
日本では大学院生の立場でしか、研究をしていませんでしたので、日本とアメリカでの研究のやりやすさやなどは比較しにくいのですが、アメリカに来てからのほうが、時間に対する成果の量は多くなっています。
ポスドクですので、大学院時代よりは、技術や研究の仕方のレベルが上がっている?と思われますので、ポスドクの方が、結果を出せるのは当たり前かもしれません。
大学院生時代には、自分に与えられた研究以外のこともしないといけませんでしたが、こちらでも少しはそのようなことはしないといけませんが、ラボ滞在時間における自分の研究時間の量は、日本よりも多いということが、こちらで成果が多くなってる一因かもしれません。
しかし、こちらで、ラボにいる時間は日本の時よりも確実に少なく、帰宅時間は、日本よりは断然早いです。
ラボに行く日数は日本とアメリカでは変わりませんが、雑用がないために、ラボ滞在時間が短縮されているのかもしれません。
ボスは実験のことに関して、ほとんどアドバイスをすることはないのですが、六人目の男はボスが作っているラボという見えない手の上で、働いているから、結果が出ているのかもしれないということを考えることもあります。
論文は個人というよりは、ラボの力で作成されるものですので、六人目の男の成果もボスが作っているラボパワーのお陰かもしれません。
やはり研究者は、自分でラボを持って、成果を出して一人前なのでしょうね。
六人目の男が、ラボを持つ日が来るのかは、天のみぞ知ることだと思います。
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