2008年10月中旬に、ポスドク先の研究室からeメールで、DS-2019取得の手続きをするようにと、添付ファイルでapplication formが送られてきた。また、CV(履歴書)とパスポートのコピーを送るようにと指示があった。
application formにアメリカ滞在時のfinancial supportを記入する欄があり、4項目の種類があった。No1は受け入れ先の大学から支払われる給料、No2はフェローシップなどの奨学金、No3は個人預金、No4はその他であった。自分はNo1の大学から支払われる給料とNo3の個人預金の欄に金額を記入した。No3の個人預金の証明のために銀行で、残高証明を英文で作成してもらった。
揃えた書類を、郵便でポスドク先の研究室に発送しようとする時に、先方からDepartmentのポスドクの世話をする担当者のメールアドレスと、この担当者の指示を受けるようにと連絡が来たので、担当者にeメールでコンタクトをすると、application form、CV、パスポートのコピーを添付ファイルで送るように指示があったので、パスポートのコピーをスキャナーで取り込み、eメールで送った。
担当者からの返事の内容は、「あなたは学位を持っていないので、あなたをポスドクとして受け入れることは出来ない。junior specialistとしてなら受け入れることが出来る。」というものだった。junior specialistという身分がわからなかったので、ポスドク先のUCSFのホームページで探すと、UCSFで学位審査に合格した大学院生が、次のステップであるポスドクを他の機関で行なうまで、UCSFに所属している人の身分であることがわかった。事情を指導教官に伝えると、「ポスドクとして渡米するべきで、3ヶ月や半年くらい渡米が遅れても、人生には影響ない」という内容のことを言われた。
渡米は4月ではないのかと考えていると、ポスドク先のボスが間に入り、1月中までに学位が取得出来るなら、ポスドクとして受け入れるという内容のメールが送られてきた。指導教官に内容を伝えて、学務課の担当者に事情を説明すると、「1月に学位審査を行ない、合格できれば、学位取得は可能である」という内容の返事をもらった。また、学務課の担当者に学位取得見込み証明書の発行依頼すると、研究科長の名前で証明書を発行してくれた。この証明書をスキャナーで取り込み、Departmentのポスドク担当者にeメールで送り、ポスドク先のボスにも学位取得可能であると伝えた。
その後、Departmentのポスドク担当者とeメールで数回のやりとりを行ない、12月の下旬にはDS-2019が自宅に送られきた。また、雇用証明書関係の書類が添付ファイルで送られて来て、ポスドク先のボスのサインが入った雇用承諾書の書類をプリントアウトし、自分のサインをし、日付を12/31/08と記入して、スキャナーで取り込み、Departmentのポスドク担当者にeメールで送り返した。
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