2012年1月30日月曜日

英語と日本語

アメリカに来て、2年と10ヶ月ですが、英語の聞き取りは全然ダメですね。

 喋る方もダメダメです。

 土曜日と日曜日にTTVを観ていると、NHKが作成した日本の科学技術を英語で紹介する番組に、4月からアメリカにラボを持たれる有名な教授が研究について喋っておられました。

 英語の番組ですので、その教授も英語を喋っておられるのですが、スラスラと英語で研究の説明をされており、海外でラボを持つくらいなので、やはり英語は出来て当たり前なんだなという、感想を持ちました。

 学会などで、アメリカでラボを持っている日本人のPIの発表は聞いたことはありません。

 現在は、日本で開催される日本の学会の発表時には、英語で発表しないといけない学会も増えてきていますので、そのような学会では、日本の大学の日本人PIの発表を英語で聞いたことはあります。

 英会話が苦手だという自覚はあったのですが、では、日本語での会話は得意かと聞かれると、それも、「Yes」とは言えないなということを、アメリカに来てから気づきました。

 英語が母国語ではない、日本人が、高いレベルでの英語を使いたいと思うなら、母国語の日本語のレベルも高くないと、英語を高いレベルで使えないなということを知り、実感しましたね。

 英語の単語を覚えようと、知らない英単語を辞書などで調べても、その意味に該当する日本語の言葉を使ったことがなかったり、その日本語の意味すらあいまいということもあると思います。

 日本語に該当する言葉すら、使わないのに、その英単語を自由に使うのは無理じゃないかということです。

 通訳の人は、英語だけじゃなく、日本語の勉強もかなりやられているそうで、日本語のレベルも高いそうです。

 日本では小学校から英語教育が始まるそうですが、母国語の国語の教育も大切ということですかね。

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