2012年1月3日火曜日

先人に感謝

大晦日に実家から届いた本の中で最初に読んだのが、海竜社から出ている

 三橋貴明 著
 世界でいちばん! 日本経済の実力
 
 です。

 この本を読むと、日本が財政破綻することはありえないということがわかります。

 現在、ヨーロッパで起こっている財政問題がありますが、日本は本当はどうなのかということが知りたくて、ネットで波乗りをして、この本を見つけましたので、読んでみました。

 国債と通貨・紙幣の関係や、日本の国債の中身などが、六人目の男のような、経済ド素人でもスッキリわかる本でしたので、一度、読まれることをお勧め致します。

 日本が世界で一番のお金持ち国家で、財政基盤が揺るがないことがわかりますが、それらを築いてきた、先人に感謝です。

 増税やむなしという空気の日本ですが、財務省が増税したい1つの理由は、自分たちが振り分けたいお金がもっとほしいからということが、より実感出来るように思います。

 財務省がマスコミを裏で使っている今回の、増税運動ですが、現在、デフレ下の日本で増税すれば、より景気が悪くなると思うのですが、この不景気でも、テレビなどのマスコミはCMなどの広告収入が減って、自分たちの給料が下がっているのに、増税キャンペーンを展開して、増税すれば、それが結果的に自分たちの収入が、より下がるということには気がつかないのかなと、不思議に思いますが、どうなんでしょうかね。

 自国通貨建ての国債ではデフォルトは起きないということは、この本を読めば理由がわかりますが、以下は、財務省が2002年にアメリカの格付け会社に送った質問書の一部です。リンク先は、その財務省のサイトです。

  「日・米など先進国の自国通貨建て国債のデフォルトは考えられない。デフォルトとして如何なる事態を想定しているのか。」
 http://www.mof.go.jp/about_mof/other/other/rating/p140430cov.htm

 財務省自身も、日本はデフォルトしないと言っています。

 2011年は、日本の情報のゆがみを実感した年でしたが、これからも、その情報が正しいのかということを、自分で見分ける必要があると思います。

 そのためには、正しい知識が必要だなと実感しています。

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