大晦日に実家から届いた本の中で最初に読んだのが、海竜社から出ている
三橋貴明 著
世界でいちばん! 日本経済の実力
です。
この本を読むと、日本が財政破綻することはありえないということがわかります。
現在、ヨーロッパで起こっている財政問題がありますが、日本は本当はどうなのかということが知りたくて、ネットで波乗りをして、この本を見つけましたので、読んでみました。
国債と通貨・紙幣の関係や、日本の国債の中身などが、六人目の男のような、経済ド素人でもスッキリわかる本でしたので、一度、読まれることをお勧め致します。
日本が世界で一番のお金持ち国家で、財政基盤が揺るがないことがわかりますが、それらを築いてきた、先人に感謝です。
増税やむなしという空気の日本ですが、財務省が増税したい1つの理由は、自分たちが振り分けたいお金がもっとほしいからということが、より実感出来るように思います。
財務省がマスコミを裏で使っている今回の、増税運動ですが、現在、デフレ下の日本で増税すれば、より景気が悪くなると思うのですが、この不景気でも、テレビなどのマスコミはCMなどの広告収入が減って、自分たちの給料が下がっているのに、増税キャンペーンを展開して、増税すれば、それが結果的に自分たちの収入が、より下がるということには気がつかないのかなと、不思議に思いますが、どうなんでしょうかね。
自国通貨建ての国債ではデフォルトは起きないということは、この本を読めば理由がわかりますが、以下は、財務省が2002年にアメリカの格付け会社に送った質問書の一部です。リンク先は、その財務省のサイトです。
「日・米など先進国の自国通貨建て国債のデフォルトは考えられない。デフォルトとして如何なる事態を想定しているのか。」
http://www.mof.go.jp/about_mof/other/other/rating/p140430cov.htm
財務省自身も、日本はデフォルトしないと言っています。
2011年は、日本の情報のゆがみを実感した年でしたが、これからも、その情報が正しいのかということを、自分で見分ける必要があると思います。
そのためには、正しい知識が必要だなと実感しています。
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