UCSFがポスドクに提供する保険は、医療保険以外にも、生命保険のようなものもあります。
Life Insurance and AD&D $50,000というものがあり、1ヶ月の保険料は$3.15ですが、この保険料はカリフォルニア大学側が負担します。
1ヶ月の保険料が3ドル15セントで、死亡などのときには5万ドルが支払われるというのは、なかなか良い保険のように思います。
このような保険について知らなかった六人目の男は、グローバルプロテクションの保険で、オプションプランで、年間保険料24,160円で、傷害死亡時100万円の保険に入りました。
六人目の男は独り者ですので、死亡しても困る家族などはいないのですが、なんとなくグローバルプロテクションの保険で、オプションプランも追加したのですが、家族持ちの方は、傷害死亡の保険金がもっと大きい保険を追加していたほうが良いのかもしれませんね。
確か、J-1ビザかDS-2019の発行用件として、死亡したときの遺体を輸送出来るだけの保険金が出る保険を持っていないといけないということを聞いたことがありますが、六人目の男は、渡米前にDS-2019を発行してもらう手続きを、Departmentの担当者とやりとりをしていたときには、何も聞かれませんでした。
それは今思うと、UCSFがポスドクにLife Insurance and AD&D $50,000を提供するので、万が一、死亡したときは、この保険金で遺体を輸送することが可能なので、DS-2019の発行時に何も求められなかったのだろうと思います。
しかし、六人目の男は、渡米してきて、最初のDepartmentの担当者との契約などのペーパーワーク時に、「死亡したときは、遺体を日本に輸送してほしいか、または、遺体を献体としてUCSFに引き渡すか」と聞かれ、「献体としてUCSFに寄付する」と答え、そのように書類手続きをしました。
また、「死亡した時の財産は、どうするか」と聞かれたので、「父親に全額与える」と言い、そのように書類手続きをしました。
このような手続きをすることで、万が一の時にはさまざまな処理をしてもらうことも、海外で仕事をするものにとって大切なことなのだろうと思うこともありますが、何事もないことが一番ですね。
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