2011年2月1日火曜日

採用・引き抜き

長友選手のインテル・ミラノへの移籍ですが、驚きました。

 ビッグクラブであるインテルで活躍してほしいと思います。

 また、今後も日本人選手がビッグクラブへ移籍することがあれば良いなと思います。

 中央教育審議会は大学院における徒弟制度の廃止を求めるそうですが、どうでしょうか?
 
 国際社会で活躍する博士課程修了者を養成したいそうですが、国際社会で活躍するとはどのようなことを意味するのでしょうかね。

 英語をしゃべることが出来れば、国際社会で活躍出来るとでも思っているのでしょうか。

 六人目の男が所属するラボには、英語がペラペラのアジア出身のポスドクがいますが、研究はまったくダメです。

 また、六人目の男が所属するラボには、アメリカでノーベル候補者と言われるPIのラボで学位を取得したポスドクも数人いますが、研究能力を疑いたくなるものもいます。 

 企業側が、博士課程修了者に対して注文をつけたいようですが、採用方法を変えることも検討した方が良いのではと思います。

 アメリカの企業では、基本的に、博士課程修了後、ポスドクの経験があるものしか採用しません。

 これは、博士課程での研究業績もあり、ポスドクで研究環境を変えても結果を出せるという研究能力の証明、また、ポスドク先で良い業績を出しているということは協調性もある程度あるだろうという憶測もあるために、ポスドク経験者でないと採用しないそうです。

 また、企業側は、研究のクオリティーなどを評価し、公募ではなく、チームリーダーにする研究者はスカウトするそうです。

 日本の企業も採用方法を変更する必要があると思いますが、大学院の制度も変える必要があるのかもしれませんね。

 数年前のJリーグでは、ライバルチームから日本人選手を引き抜くことはほとんどありませんでしたが、最近では、強豪チームは活発に有能な日本人選手を引き抜くようになりました。

 日本の企業も、スカウティングを行ない、研究テーマに合致した研究者を引き抜いたり、ポスドクとして結果を出したものを採用すれば、研究レベルが上がるのではと思います。

 六人目の男も、長友選手のようにビッグクラブとはいかなくても、どこかの国の1部リーグのチームのレベルから引き抜いてもらいたいと願っています。

0 件のコメント:

コメントを投稿