2010年2月28日日曜日

授業料免除と寄付

カリフォルニア大学の学部生の授業料が、7,788ドルから10,302ドルに値上げされるために、また、学生による抗議行動が起きています。

 日本の旧国立大学の授業料は約55万くらいですので、カリフォルニア大学の授業料よりは低いですが、家庭年収6万ドル以下の学生の授業料は免除するという奨学金制度があるらしいのですが、家庭年収7万ドル以下まで奨学金を拡大するために、カリフォルニア大学は寄付の強化を行なっているそうです。

 奨学金を拡大する方針を採ることで、授業料を上げる政策の反発をかわすような狙いもあるようです。

 日本の奨学金とは名ばかりの学資ローンがほとんどですが、アメリカは貧富の格差が激しすぎますが、アメリカは貧しくても、本人が優秀であれば、駆け上がる道があるというところは良いことだと思います。

 日本は一部の大学を除いて、旧国立大学でも財政的に弱いので、授業料の枠が小さいと思います。今後は、授業料免除+生活費を与える大学が出てくれば、優秀な人材を集めるためには手っ取り早い方法だと思いますが、そんなことをする大学はありますかね?

 六人目の男はポスドクなのに、UCSFから寄付依頼の手紙が来ます。

 給料を1万ドル上げてくれたら、寄付する気も起きるかもしれませんので、給料を上げてください。

1万ドル上がったら、100ドルくらい寄付しますよ。

 UCSFのエライ人、どうですか?

 こんな感じなので、日本に寄付が根付かないのですかね。

 寄付する余裕がある程、高い給料もらってないからね。

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