2010年1月19日火曜日

海外ポスドク その3

六人目の男は、さすらいの独り者なので、UCSFからの給料だけで生活出来ます。

 UCSFがポスドクに払う規定の給料だけなら、配偶者と食べていけると思いますが、さらに子供がいる3人家族になると、生活をやっていくのは無理だと思います。

 海外でポスドクをする人の給料は以下の4種類だと思います。

 ボスから貰う、財団などからのフェローシップ、日本の所属先からの給料、無給。

 配偶者と子供がいるポスドクの場合だと、給料がボスから貰う給料だけではやっていけないので、貯金からも生活費を補填するようになると思います。ボスが給料を払ってくれる場合は、保険も完備されていることが多いと思います。

 海外学振などのフェローシップを貰えば、家族がいても、生活は出来ると思います。ボスとの交渉で、保険はボスが負担してくれるかもしれません。

 無給の人は、貯金で生活していくと思います。ボスが、保険だけは負担してくれるかもしれんませんが、無給の場合は、保険も無い場合が多いと思います。無給の場合は、ポスドクではなく、ボランティアや研究生と言った方が正しいかもしれません。

 小さい子供がいる場合は、日本の幼稚園にあたるプリスクールでは月に500ドル掛かりますし、日本語補習校に通えば、月に500ドル掛かります。アメリカには、公立のプリスクールはありません。

 六人目の男が知っている話では、4人家族のあるポスドクは、ボスから給料を貰い、日本の所属先からも給料を貰っていたが、それだけでは足りずに、貯金からも生活費を出していたが、貯金がなくなり、実家から仕送りしてもらってアメリカで研究していた人もいます。

 海外で生活していくのに、お金は非常に大切です。

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