2011年9月24日土曜日

それは、しょうがない?

 大学生の時には、司馬遼太郎氏の代表的な小説を一通り読んだのですが、最近、また、司馬作品を読みました。 

 それは

 「空海の風景」

 です。

 この作品を読んだきっかけですが、成田空港での待ち時間に、空港内にある本屋で、本を物色している時に、この本を見つけて、今まで司馬作品を読んできたけど、この本は見たことがありませんでしたので、とりあえず買ってみたという簡単な理由です。

 本を買って帰っても、読まずに放置していたのですが、最近になって、気分転換にと読み始めました。

 本書を読むまでは、空海という人がどのような生き方をしてきたのかということも殆ど知りませんでした。

 高校生の時は、日本史Bの授業があったのですが、あまり授業を聞いていないという学生で、教科書を忘れて、教師に、「バカヤロー」と言われたことは覚えています。

 空海という人は、非常に学識が高く、日本にいる時から外国語に堪能で、密教を学びたいという志が明確で、海を渡ったようです。

 自分の姿を考えたときに、「自分は何をしにアメリカに来たのか?」、「未だに、英語には不自由している」と情けなくなりました。

 日本が生んだ天才と〇〇市が生んだヘナちょこポスドクでは、しょうがないことです。

 また、六人目の男は、高野山や東大寺に行ったことがありませんので、日本に帰った時に、行ってみたいと思っています。
 

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