アメリカで働くと、お腹の大きい妊婦の方が、日本より多いと感じるのではと思います。
現在のラボでも、数人の女性ポスドク達が出産しました。
アメリカでは、出産前にベビーシャワーというパーティーを行なうようで、ラボでもそのパーティーが数回開催されました。
これまで、出産した女性達を見ていると、出産のぎりぎりまでラボで働き、出産して3、4ヶ月で現場復帰しています。
アメリカの場合は出産時に、麻酔を使いますので、母親の体力の消耗が日本よりも低いので、このような、日本より早期に仕事に復帰出来るのかもしれません。
隣のラボの女性ポスドクは出産して1、2ヶ月くらいで復帰していました。そのラボのボスは女性なのですが、この方の場合は、あまり仕事の結果が出ていないということもあり、早めに復帰したようでした。
出産して3、4ヶ月で現場復帰するということは、3、4ヶ月の赤ん坊はどうしているかと言いますと、チャイルドケアと呼ばれる保育園のようなところで面倒をみてもらうことになります。
チャイルドケアも3ヶ月の乳児から受け入れているそうで、最近、聞いた話では3-18ヶ月の乳児は乳児3人に対して保育士1人で1ヶ月の保育料は1700ドル、18ヶ月から3才の子供の場合は、子供5人に対して保育士1人で1ヶ月の保育料は1600ドル、3才から5才の子供の場合は、子供8人に対して保育士1人で1ヶ月の保育料は1400ドルだそうです。
この金額のこともあり、出産後も働き続けるか、仕事を辞めて育児に専念するかという選択に迫られるのでしょうね。
このような状況を見ておくことは、日本に帰った時に、役に立つのかもなと思っています。
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