2011年8月10日水曜日

景気良くなれ

 アメリカの株が上がり、日本の株も上がりました。

 下がったり、上がったり、世間を騒がせています。

 株価の下落は、どのような影響が出るのかとニュースで言っていました。

 401K、住宅ローンの金利、失業率などに影響が出るそうですが、六人目の男には、ピンと来ません。

 リーマンショック後、アメリカは、この不景気で、NIHからの研究費の額が縮小しています。

 こういう話なら、六人目の男でも少し実感が持てます。

 研究費が維持できなくなったので、近所のラボが閉鎖されたという話は、これまでも聞いています。

 また、NIHからのR01という大きい研究費は、これまでは、研究計画書の審査では上位一桁に入れば、研究が取れていたようですが、現在は、上位5%くらいに入らないと、新しい研究費は獲得出来ないようです。

 公的な研究費は税金が財源ですので、不景気になれば、減額されるのは仕方が無いですし、また、民間の財団からの研究費は、財団の資産が運用されて生み出されたお金が財源ですので、不景気になれば、運用により利益も少なくなりますので、減額されます。

 ということで、景気が良くなってほしいと、研究費を使う立場のポスドクは思います。

0 件のコメント:

コメントを投稿