2010年5月7日金曜日

医療保険の認識

日本では国民皆保険があり、病院で診察を受けるときは、保険証を見せます。

 また、長期入院などに備えて、医療保険に加入する人もいると思いますし、万が一に備えて、生命保険に入っている人もいると思いますが、これらは民間の保険会社が提供するものです。

 アメリカには国民皆保険がないので、その代わりに、六人目の男がUCSFで入っている保険が、日本の国民皆保険に当たるようなものだと思っていましたが、少し認識が違うようです。

 アメリカには日本のような医療保険はなく、日本の国民皆保険と医療保険が一つになっているものが、アメリカの医療保険のようです。多分。

 アメリカでは医療保険が高いという話は良く聞くことだと思いますが、日本の国民皆保険と医療保険をいっしょに払っていると考えると、妥当な金額かもしれません。

 六人目の男が聞いた話では、アメリカに研究するために渡米した日本人が、アメリカで大腸癌の手術を受けたときの金額は8000万円くらいで、自己負担は数十万から100万円くらいだった人がいて、残りの請求額は保険会社が支払ったそうです。

 六人目の男はPPOで、毎月給料から30ドルが保険料として天引きされますが、残りはUCSFというか、ボスがグラントから払っています。

 UCSFのポスドクの給料は他の研究機関よりは安いけど、保険は充実しています。

 給料も高いといいんですけどね。

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