2010年11月10日水曜日

あのコインは

アメリカに来て間もない頃、郵便物を送るために切手を手に入れたいと思い、どこで購入しようかと考えたときに、職場の自動販売機が置いてあるところに、切手の販売機があることを思い出しました。

 早速、切手の自動販売機の前に仁王立ちし、20ドル札を投入し、よくわからずも、とりあえず、ボタンを押してみると、切手の束を手に入れることが出来ました。

 そして、自動的にコインも出てきました。

 なんだこのコインはと思い、多分、このコインは、お釣りの代わりで、この切手の自動販売機専用のコインなのだろうと思ってコインを回収し、家まで持って帰り、机の上に放置しました。

 数ヶ月が経ち、ネットで、アメリカの硬貨について調べていると、一般に流通しているのは、25セント、10セント、5セント、1セントの硬貨ですが、1ドルと50セントの硬貨もあるということを知りました。

 そして、もしかして、切手の自動販売機専用で手に入れたコインは、これではないかと思い、よくコインを見てみると、1ドルと刻印されていました。

 切手を買った自動販売機は、六人目の男が切手を購入して、少し経ってから撤去されたために、撤去されたのを知ったときは、あのコインは使えないじゃないかと思っていたのですが、硬貨と知ってからは、記念に持っておこうと思い、使用せずに持っています。

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